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松本旅行(5)松本民芸家具と珈琲まるも。

珈琲まるも

僕にとって松本といえばココ。約20年前に松本を訪ねた際にも泊まったのが、「まるも旅館」でした。1868年(慶応4年、明治元年)創業の老舗です。松本駅から徒歩で15分くらい。「珈琲まるも」は蔵の建物の多い田川に面した、まるも旅館の一部です(旅館の建物は隣に)。

まるも旅館

「松本民芸家具」の創始者である池田三四郎が設計し、今に続いている建物は松本大火後の1888年(明治21年)のものだそうです。

ここは民藝ファンなら訪れたほうがいい場所です。喫茶店内は松本民芸家具オンリーのテーブルとイス。落ち着いた照明、クラシックのかかる店内とオーディオ。そこに人が集い、雰囲気を形成します。

珈琲まるもでホットコーヒー

この日プリンが売り切れでしたが、ホットコーヒーだけで十分満足。お客さんがひっきりなしに来るのに静か。というか、ざわめきが心地よくて、スペースも保たれています。

BARもそうですが喫茶店も雰囲気なんですよね。喫茶店で大切なのはもうひとつ、落ち着けること。コーヒーの味はさして重要じゃない(美味しいに越したことはないけど)。

そういう意味で「珈琲まるも」は非常に落ち着ける、ホッとする、いつまでも居続けたい。そんな場所です。

松本民芸家具といえば、市内の中町商店街にある「中央民芸ショールーム」ものぞいてきました。こんな家具と暮らせたら最高ですが、お値段もまた最高で。貯金しなきゃ、です。

松本民芸家具 中央民芸ショールーム

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性