自宅飲みシングルモルト更新。今回は近所のリカーマウンテンで、棚の隅っこで静かに売られていたフランスのシングルモルト「アーモリック」700mlボトルを購入してみました(4,700円、税込5,076円)。
アーモリック(アルモリック)クラシック
- 香り…爽やか。べっこう飴、シトラス、サンダルウッド、雨露。芝生。
- 味…ミディアム。麦様の甘さが支配。後口は塩辛い。厚みがあって、ややサルファリー。加水で魅力薄れる。
- 総評…初夏の庭園を思わせる爽やかさ。冬呑みにはもう少しディープなほうが良いかも。
- 次の飲むのは?…アンノック12年
ウイスキーといえば、もちろん5大ウイスキー軸なのですが、欧州や豪州、台湾やインドの潮流も見逃せません。そんななかにあって、美食で知られるフランスも蒸留所が点在しています。
このアーモリックはブルターニュ地方の商業都市ラニオンにある、ヴァレンゲーム蒸溜所のシングルモルト。なんというか、「白亜の爽やかさ」な印象で、どちらかといえばスペイサイド王道のシングルモルトに近い印象。洗練より正統を感じさせるものがあります。
あまり個性的に振っても、ウイスキー本来の良さを損なうだけ。お酒の個性やポテンシャルを尊重して、こうなったといえるのかもしれません。