季節の変わり目の衣替え、職場での席替え。どちらも、どうということはないのですが……これを機に、ついつい、してしまいがちなことがあります。
モノの整理です。
前者の衣替えでは、クロゼットやローチェストなどに詰め込まれた衣類を、春夏ものと秋冬もので前後を入れ替える。後者の席替えでは机上や机下のかさばる荷物の整理ですね。
そう、あくまで「整理」どまり。なかなか「廃棄」には至らない。それでもまだ、職場のものは「振り返りで必要になるかも」という心配はあれど、比較的ためらいなく捨てられるほう。一方で自分の意思で入手したモノ(=自宅にあるモノ)はスパッと捨てるのが難しい。すが、モノを愛する(モノに執着する?)性格ゆえですな。
前にも書きましたが、1品買ったら1品捨てる。この辺りが肝要です。まぁそうはいっても、愛着ゆえ廃棄が難しい場合もあります。
それでも、「おそうじ」はできますよね?
実はこの掃除がけっこう気持ちいい。「ちょっとだけ」のつもりが、やり始めると止まらなくなり、一心不乱に掃除機をかけたり、ゴシゴシみがいたりなんかしちゃいます。
衣替えや席替えなんてのは、格好のきっかけ。おそうじをしていると、その一瞬だけアタマを空っぽにできます。職場のデスク周りや自室の床なんぞに掃除機をかけ、ゴシゴシする。どんなに忙しくとも、これをやると良い気分転換になり、かえって仕事がはかどります。
他にもアタマを空っぽにできるもの。たとえば、ドライブや料理、運動がそうでしょう。運動の場合、激しいほうがいい。ジョギングは走りながらいろいろ考えてしまって、リフレッシュにうってつけとは一概に言えません。
何かを始める前に、ライフイベントの前に。その大小問わず、「おそうじ」をタスクに入れて実行してみると、それだけで気分上がります。