自宅飲みシングルモルト更新。キッチンの奥にしまい込んだまま、忘れていた瓶を発見。つい先日飲んだ「あかし」シングルモルトのノンエイジ版です。
ホワイトオーク シングルモルト あかし 46%
- 香り…すりおろしリンゴ、桃、ウスターソース、後半にラムチョップ。
- 味…ミディアムボディ。甘さ優勢。後口はホットでブラックペッパー。余韻は中程度。
- 総評…ピート香はほとんどなく、ジャムにブラックペッパーを振りかけたような甘辛の統制。それでいて穏やかなのは、日本酒の蔵元の造る技ゆえか。
兵庫県明石市にあるホワイトオーク蒸溜所(江井ヶ嶋酒造)のシングルモルトです。このノンエイジは、ノンチル&ノンカラーリングで、シェリー樽とバーボン樽で熟成させた原酒のヴァッティング。
学校校舎の昇降口(この言葉がすんなり出てきた驚き)のスノコを彷彿させてくれます。どこか振り返りたくなる懐かしさを覚えます。
ノンエイジのほか、3年と5年がラインナップ。3年は「日本酒カスク」という、蔵元ならではの着想によるアイデアが光る一品もあり、ぜひ試してみたいところ。ちなみに、2010年発売の12年ものはレアな存在らしく、ネットで高値が付いています。