今回の神戸行きで立ち寄ったBARは2軒。このうち1軒は、同じ神戸にあるホテルのBARで、そのバーテンダーが紹介してくれた店でした。その名も「アードベッグハイボールバー」です。前回訪問時はかなわず、今回ようやく伺うことができました。
オープンは2015年5月30日。この日はアードベッグ誕生からちょうど200年。その日に「ARDBEG HIGTBALL BAR」をオープンしたそう。オーナーさんのアードベッグ愛が高じ、ついに自分の店を出してしまったもの。住所は北野坂で、歓楽街のビルの2階の奥にひっそりとあります。
扉を開けてみると意外に開放的で明るめな店内。テーブル席ではすでに女子2人が料理をつつきながら、おしゃべりに興じています。店名にハイボールと付いていますが、飲み方はもちろん自由で強制されることもありません。が、せっかくなので、アードベッグTENをハイボールでいただきました。
まぁまぁ、普段アードベッグを(というかシングルモルトを)ソーダ割りで飲むことなどありませんから、新鮮でしたね。この時期飲むには最高の爽快感であり、かつアードベッグのスモークな味わいが生きてる美味しさでした。
メニューを見せていただき、飲みながら研究。アードベッグの定番品、年代物、リミテッドなどが多数。ここはショットはもちろん、驚くなかれ、リミテッドの一部もボトルキープできちゃう。モノによっては相当な額になりますが、キープしてみんなで楽しむってのは良いですね。
2杯目は、うわさの新定番「アードベッグ トリー・バン19年」をショットで。まぁ飲みやすくソフト。デリケートな燻煙香が口中に広がります。これもっといただきたいと思いつつ、時間切れで最後にデザートを。「ジェラートとアードベッグ」です。これはアードベッグで味付けしたジェラート。これは女子向け、とってもユニーク。
お店はアードベッグに合う料理が充実していて、お腹を空かせて行こうものなら長っ尻になりそうです。次回はじっくり。それにしてもボトルキープには羨望……。