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クレイモア、当たり障りないスコッチの使い途。

クレイモア

自宅用ブレンデッドウイスキー更新。今回はスコッチのクレイモアです。明治屋が輸入販売し、酒販店のほかスーパーマーケットのお酒コーナーの棚でもよく見かけます。近所のマインマートで1,298円(税抜1,180円)。

クレイモア 40%

  • 香り…弱い。リムーバー、さんざしドリンク。加水すると香りが飛んでしまった。
  • 味…ライトボディで甘さ優勢。ホットケーキシロップ、ウスターソース。後口は辛みを伴う。加水後は水飴に。
  • 総評…特徴をとらえるのが難しいが、換言すれば軽くて当たり障りなく、ウイスキーが苦手な飲み手に受け入れられそう。

“Claymore”とは、ハイランドの戦士が駆使した両刃の剣のこと。ラベルにはクロスした剣が描かれています。このブレンデッドが産声を上げたのは1977年と、まだ40年余。かつては15年物、21年物があったそうですが、今はノンエイジのスタンダードのみ。

製造はホワイト&マッカイ社傘下のアレクサンダー・ファーガソン社。モルトはダルモアなどが使われているそうですが、そのリッチさは片鱗すら感じられず、ダルモア以外の使用モルトは不明です。

軽くて当たり障りのないボディは、悪く言えば無個性ですが、良く言えばオールラウンダー。ゆえに意外な起用ができるかもしれません。初心者にはウイスキー沼へのエントリーとしての打撃練習に(ただし、この初心者がモルトを少しでも知っていたら不適)、愛好家にはうっかり自宅棚で在庫切れの際のピンチヒッターに、といった具合に。

個人的にはテイスティングで加水しないのですが、あまりに特徴が拾いづらいため、今回は数滴加えてみました。結果、とらえるどころか、香りも味わいも素早く逃げ去ってしまったのには閉口。ただ、甘く軽めのが好きな方にとっては、悪くない選択になるかと思います。一度ためしてみてはいかがでしょう?

クレイモアをテイスティング

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性