謝りすぎは要注意。謝るよりも行動を。

ちょっと前まで、第三者に影響のある自分のミスや不注意、考え違いについては、発覚した時点で「すぐに謝ったほうがいい」という考えでした。否、基本的にこの考えは今も変わっていません。だから、素直に詫びることができない人を見ると、無知(無恥)というか、つまんねぇプライド持ちだなと哀れに思います。

個人的には(たとえ、自分は間違っていないと内心で思っていても)相手が誰であれ、謝ったほうが結果的にラクという認識。口頭でもメールでも。たとえば

  1. 顧客に対し:クレームが入ったなら、その顧客にまず詫びる=言い訳、弁解から入らない。
  2. 同僚や部下に対し:望む動きをしなかった場合、「自分の伝え方が悪かった」と言う=理解力不足を責めない。
  3. アドバイスや苦言を呈してくる人に対し:言い分があってもまずは聴く耳を持つ=反論しない。

特に、上の「3」は年齢を重ねるごとにひじょうに大事だと思うようになりました。そういう人のありがたみ……。

若いうちは、上司や先輩がさまざまなアドバイスをくれるし、また叱ってもくれる。これがトシをとるにつれ、誰も何も言ってくれなくなります。だから大事なのです。

あるBARの女性バーテンダーが「苦言を呈する人だって、好き好んで言っているはずがない。嫌な気持ちを押して、あえて言っているんですから。それは受け止めなくちゃ」と。ほんとそう。そして、苦言を呈された側がどう受け止めるか。受け止め方次第で、その成長の余地を計れますね。

今日モンダイにしたいのは、上記「2」を言われた側です。意図を把握し、望むを動きができなかった。力を発揮できなかったというケース。これね、なんでもかんでも即座に謝ってると、神経すり減らします。自己肯定どころか、自分はダメな人間だと思うようになり、死にたくなります。だからやっちゃダメとは言いませんが、やりすぎ注意なんです。

こういうとき、言われた側は、相手の意図をよく聴いて「(そういうことかと理解し)あぁ、すみません」「申し訳ありません」と、迷惑をかけたことに対しリアクションする。

それができる=心ある謝り方ができる人って、素直であり、根は強い人なのです。反対に心のこもっていない、形だけの謝罪なら、火に油を注ぎかねませんので、かえってしないほうがいい。

相手の望む結果を出せないことが、当事者の本意であるわけがない。ふがいなさ、悔しさ、歯がゆさ。誰にだって得手不得手はありますから、仕方のない側面です。それをいちいち、たとえ謝罪の必要がないケースでも謝っていると、神経が摩耗します。

謝る代わりに、プラスに転じる改善を試みるのが大事。次回から行動を進歩させるのです。マニュアルを自分仕様に改善する、違う方法をとってみる、勉強する&練習する。こういう模索と努力の繰り返しでしかないのですが。腐らず、地道に取り組み続けることで、良い変化が生まれるのです。

謝ることは大事、ただし謝りすぎは要注意。謝るよりも、前向きな行動を。

この記事を書いた人

hiroki

hiroki

Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性