自宅飲みシングルモルト更新。ほとんど煙さを感じさせない、ベンリアックの20年です。心地良さが意外なほどでした。信濃屋銀座店で9,878円(税抜8,980円)。
ベンリアック20y 43%
- 香り…やや主張あり。はちみつ、洋梨、おしどりミルクケーキ。時間経つとバターたっぷりホットケーキ。
- 味…甘さ優勢のライトボディ。カップケーキ、メロンパン、カスタードデニッシュ。若干の生姜を伴う、柔らかい余韻が継続。
- 総評…すぐにバーボン樽とわかる、優しい飲み心地。青空の下、明るいうちから飲みたい。ロックも◎。
個人的にはベンリアックといえば男っぽい、ヘヴィなピート香の無骨なウイスキーという印象です(前に飲んだ「バーニーモス」などは、まさに野郎気質)。が、このベンリアック20年は、打って変わって飲み心地の軽快さが前面に。信濃屋のネットショップによると、案の定1stフィルのバーボン樽が使われているそうで、この緩急自在なラインナップは良いですね。
上記にメモりましたが、開栓して時間が経てば経つほど、おもちゃ箱を漁るようにアロマ&フレーバーが飛び出してきます。バーボン樽系のライトボディなモルトウイスキーが好きな方にお勧めしたいところ。グレンモーレンジあたりと比べてみると、ほんのりとピート香が出ているベンリアックとの飲み比べは、面白そうだなと思いました。個人的にこの1本は、しばらく上機嫌に楽しめそうです。