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白酒、喬太郎、一之輔、白鳥、三三。豪華競演が実現したホール落語を観てきました。

寄ってたかって春らくご

最近落語を聴いてる人なら、お!となる噺家が一夜で共演を果たしたホール落語会に行ってきました。

 

寄ってたかって春らくご17 21世紀スペシャル寄席ONEDAY @よみうりホール(2017年4月22日)

アイキャッチの画像が、それぞれやった演目です。終演後ロビーにこれが貼り出されるのがホール落語会ならでは。

古典をやった人は白酒さん、一之輔さん。なんとトリの三三さんが創作落語をやったのです。白鳥さんは自身のハードボイルド落語を披露する前のマクラで「この後、三三師匠が古典をやるので我慢して」と笑わせた後で。その大方の予想を裏切る展開にビックリなのと同時に、なんと三三さんの演目は白鳥さんが考えたネタだったというオチの大業。白鳥さんが三三さんに稽古をつけるんだろうか。

三三さんは、『笑点』でもおなじみ落語界の有名どころを徹底的にディスっていて、この日マクラで一番冴えてました。演目のほうはやはり白酒さんですね。面白い、聴きやすい、これほんとに大事。

喬太郎さんは銀座を軸に、日比谷、新橋など周辺地域の力関係を、旦那衆の会話の中で表した創作。一之輔さんはNHKテレビ『超入門!落語THE MOVIE』(おかたいNHKだからこそできたエッジーな番組)でも披露していた「かぼちゃ屋」を。一之輔さんの噺のスタイルは、どちらかといえばテンション低め。ですが、緩急が自在で客を釘付けにする華があります。

それにしても、主催の夢空間さんはよくこれだけ「今最もチケットが取れない落語家」を一夜に集わせたものです。貴重な貴重な競演、楽しませていただきました。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性