2020年4月8日に自分史上初の在宅ワークが始まってから、まもなく30営業日になろうとしています。
そんな自分が、これまでテレワークをやってきて感じたことは?
一個人の見解として、そのメリットとデメリットを紹介します。
テレワークの変化で得たメリット、生活に与えた良い変化を述べていきます。
テレワークのメリット
毎朝、散歩するゆとりが持てる
毎朝、始業時刻前の数十分、自宅近辺を歩くことにしました。
最寄駅や近所のBAR、いつもなら夜にしか行かない繁華街をうろうろして、自宅に戻ります。
これが気持ちいいんですわ、特に晴天のときは。
会社員が出勤するとなれば、通勤時間の多少にかかわらず、自宅から職場まで歩きますよね。
電車に乗れば、乗り換えなり、最寄駅から職場まで、少しは歩きます。
テレワークになると、それが一切なくなります。
ゆえに「外の空気を吸い、陽の光を浴びる」というルーティンは、平衡感覚を維持するがごとく、大事なものになっています。
通勤時間を削減できる
通勤に大した時間はロスしないのですが、とはいえ、往復の時間がカットされるのは大きい。
散歩から帰宅して、まだお茶1杯飲む時間くらいの余白はあるわけです。
で、始業時刻少し前にPCを起動して、オンタイムで仕事を始めればいいだけ。
なんというか、「どこでもドア」が、そこにある気分。
ゆとりが大きすぎて、ペースが狂います。
昼休みを気兼ねなく取ることができる
職場の周りでは、昼休みの過ごし方も選択肢が限られます。
1日2食を貫いていたので、昼休みを取らず、ぶっ通しでオフィスにいたことも多々。
たまに昼休みを取るにせよ、どこで食べるか、テイクアウトならどこにするか、迷いまくり。
そういう雑念から解放されるのも大きい。
だって、自宅近辺しか選択肢がないのだから。
ですので、自宅でサーッと速攻料理したり、地元のテイクアウトを活用したり……。
ひとり飯なりの発見が多々ありました。
テレワークのデメリット
出歩かなくなる
歩かなくなることは、通勤時間の削減というメリットの裏返しです。
ただでさえ運動不足に、拍車がかかります。
運動不足を返上するには、デメリットをバネにすること。
ぼくの場合、はからずもジョギングと筋トレが復活しました。
Zoom勤務が、妙に気を遣う
在宅ワークに際しては、Webテレカン(テレビ会議)ツールであるZoomを使うことになりました。
指定URLにログインすることで「出勤」となり、そこで一堂に会することでバーチャルオフィスとなるのでしょうね、かっこよく言えば。
で、別に四六時中見られているわけではないのに、当初は妙に緊張してしまいました。
音声が漏れていないか(ミュートし忘れていないか)とか、バストアップだけ映る格好がラフ過ぎやしないかとか。
それも時間が経つにつれ、慣れてしまいましたが。
ただ、いまだに席を外すときは、早くカメラの前=PCの前に戻るようにします。
コーヒーを淹れたときとか、ヤマトが来たときとか、お手洗いのときとかですね。
サボってるわけではないのにね、自分でも苦笑してしまいます。
というわけで、つらつら書きました(思いついたら、また書き足します)。
こと仕事においての個人的な気づきは、
出社したほうが、周りとやり取りなり、相談するなりしたほうが早く進む
ということです。
んーー、旧態依然としてますが、実感としてあります。
テレワークは「新しい生活様式」(こんな言葉を押し付けられるのが嫌なので、ぼくは真逆の思考でいきます)とやらの一つかもしれません。
が、それはコミュニケーションツールが発達してこそであり、個々一人一人は、より言葉を尽くす必要があります。
言葉を尽くすと言っても、冗長なやり取りは、これまで以上にダメ出しを受けるでしょう。
トイ面のコミュニケーションが難しくなる分、ムダなやり取りをしないで済むよう、メールでは用件のみに徹するのはもちろん、1通の精度を上げていく必要があります。
メールやLINE、Slackでやり取りするくらいなら、会話で即決するほうがホントはラク。
でも、たとえ些細に見えたとしても、そうもいかない案件もあるから、口頭で報告した後「メールも送っといて」となるわけで。
在宅ワークでコミュニケーションが進化するのか、はたまたディスコミに拍車がかかるのか。
こと仕事において、良し悪しや進度を測るには、もう少し時間が必要なのかなと思います。