ブレンデッドスコッチ世界第2位の販売数を誇る、おなじみバランタイン。
そのキーモルトとしてペルノリカール社が押している銘柄のが、グレントファース、グレンバーギ、そしてミルトンダフです。
少し前のミルトンダフに遭遇しましたので、そのことについて少し。
ハートブラザーズ ミルトンダフ11y 2005 シェリー樽 52.5%
- 香り…冷蔵庫に長く入れたシュークリーム、ミルクチョコレート、ウスターソース。
- 味…ひたすらシロップのような甘さとクリーム感。
- 総評…食後にシュークリームを口にしているかのようにフワフワしたモルト。
86点
@T.O
現在オフィシャルのミルトンダフは、バランタインの原酒としてペルノリカールが前面に押し出していて「15年」がリリースされていますね。
上写真のミルトンダフはインデペンデントボトラーのハートブラザーズ社によるリコメンドで、2000年代後半に流通したもの。
シェリー樽熟成のカスクストレングスです。
フワッとしたクリームが顔を出してきて、思わずバーボン樽かと勘違いしてしまいました。
開けたてのときはそれなりにヘヴィだったのでしょうけど、空気に触れて多少おとなしくなったのでは?
「穏やかで甘いシングルモルトを」とリクエストし、いただいたのがこちらです。
こういうのが疲れなくて、いいですね。
すてきなモルトでした。