グレンファークラス25年、安定感抜群の一方で。

グレンファークラス25年

食後にダラダラとストレート飲みする定番のデザートモルト。
飲み疲れしない安定感ゆえ、よそ見をしてしまいそうでもあります。

グレンファークラス25年(glenfarclas Aged 25 Years) 43%

  • 香り…、それなりの主張あり。ぶどう、カステラ、いちごジャム、バニラ、炒ったカシューナッツ。後半に若干のピート。干し草、ミントも。
  • 味…ネットリと濃ゆい。キイチゴのようなベリー系のフルーツ、ミルクレープ。背景に始終渋みとヘーゼルナッツが横たわる。後口は甘さの中に黒胡椒も。長い余韻。
  • 総評…抑揚に乏しく、ひたすら緩やかなカーブを描いているよう。だが時間が経つと徐々に、甘さの中からキラッと個々のパーツが顔を覗かせる。

87点

グレンファークラス25年をテイスティング

700mLボトルの現行品で、いただきものです。
自宅飲み用シングルモルトとして、大事に取っておこうと思いましたが、飲まないのも失礼なので開栓。

個人的な飲み方はストレートで。
そばにナッツのような乾き物か、チョコレートがあれば十分で、食中酒にはもったいない。
なんですかねぇ、飲み疲れはしないけど、飲み飽きる感じ?
「もう分かったよ感」がすごくて、目先を変えてしまいたくなります。

ストレート一択もなんなので、ロックアイス1個を放り込んだオン・ザ・ロックでも。
ロックでは香味がぼやけ、甘さが1.5倍(体感比)になり、甘い系のタバコを噛んでいるよう。
水を少し足してハーフロックにすると、今度はレモングラスが立ってきます。

グレンモーレンジ18年でシングルモルトに興味を持ち、その後に深入りする契機となったのが、このスペイサイドの「グレンファークラス25年」だったはず、たしか……。
初めて、ひとくち口に含んで、目がヒカヒカするほど感動した記憶はあるのですが。
その後に何度か25年を飲んでも感動が再来することがなく。
これも知る悲しみというやつか。

この記事を書いた人

hiroki

Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性