カタカナばかりの見出しになってしまった。昨晩はこれ。アイラですが、蒸溜所名は非公開というボトラーズを試してみました。
アズ・ウィ・ゲット・イット 61.7%
- 香り…硫黄、鉄、乳酸、ラムネ、火薬、仁丹。加水後は竹、キュウリ、納豆。背景に若干のピート。
- 味…アタックは唐辛子、後にトウモロコシのような甘さ。加水後は一転穏やかになり、すまし汁。
- 総評…複雑でやんちゃ。加水のビフォーアフターで落差を楽しめる。
- 次に飲むのは?…エイコーン グレングラント22y
@カドヤ黒門町スタンド
中身も年数も「? 」のアイラモルトで、カスクストレングスです。若い原酒だからでしょうか、アイラの特徴的な煙ったさがほとんど感じられません。おそらく若さゆえであろう粗暴さにはニヤリ。好みだなぁ。
数あるボトラーズの中で、ブレンダーとしても勇名を馳せているイアン・マクロード社。チーフタンズというシリーズを思い浮かべますけど、この「アズ・ウィ〜」は言わば、ありのままでならぬ”樽のままで”という意味らしいですね。
度数由来のアタックを感じつつ、発酵食品のような印象に。若さ特有(推測)のとっつき、良いですね。加水すると意外なほど柔らかくなるのも愉しい。
熟成感のある年数ものはもちろんですけど、やっぱり若いシングルモルト、大好きです。10年後20年後、どんなウイスキーになっているか想像しながら飲んで、良い酔い心地でした。